春季大会

飯田、金沢商が接戦を制す 星稜、航空石川はコールド勝ちで8強進出 北信越高校野球石川県大会3回戦

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第138回北信越地区高校野球石川県大会は30日、2球場で3回戦4試合が行われた。県立野球場では、星稜、金沢商、市民野球場では、航空石川、飯田がそれぞれ勝利してベスト8進出を決めた。星稜、航空石川は攻めあぐねたが、終盤に打線が繋がりコールド勝ちを収めた。金沢商は泉丘に逆転勝ち、飯田はシーソーゲームの末に金沢市工を破った。1日は2球場で3回戦残り4試合が行われる予定。

30日の試合結果

3回戦

@石川県立野球場

第1試合 星稜ー小松明峰

小松明峰
000 000 00=0
000 030 04=7
星稜
=8回コールド=
〔小〕菊野ー北野
〔星〕寺沢ー山瀬
〔三塁打〕内山(星)

◆星稜の先発は左の寺沢(2年)。序盤から伸びのあるストレートで小松明峰打線を抑えていく。小松明峰・菊野も丁寧な投球で星稜打線を抑えた。序盤は星稜の各打者にフライアウトが多いのが目立ち、4回を終わって両投手が1安打に抑える投手戦の展開となった。5回にようやく試合が動いた。星稜は先頭の鯰田がエラーで出塁すると福本がヒットで続き、1死二、三塁とすると、南保のセカンドへの打球をセカンドが後逸して2点を先制した。2死後にはこの日3番に入った内山(1年)がファウルで粘った後、レフトオーバーの三塁打を放ち3ー0とリードを広げた。ここで一気に星稜の流れになるかと思ったが、菊野は粘り強い投球で追加点を許さない。しかし、星稜は7回にヒットとエラーなどで1死満塁とすると、山本、内山、竹谷の3連続タイムリーが出て一挙4点を奪いコールドゲームとなった。小松明峰は6失策で自滅した形になったのが悔やまれる。星稜の寺沢は最後まで危なげない投球で、許したヒットは2本のみ。2年生左腕の完封でベスト8に進出した。


3番・内山(1年)は5回にタイムリー三塁打を放つ

第2試合 金沢商ー泉丘

金沢商
000 010 406=11
100 000 000=1
泉丘
〔商〕惣田ー木越
〔泉〕海口、村、松木ー中林
〔二塁打〕惣田、松本、中本

◆泉丘は初回、西村がヒットと盗塁で2死二塁のチャンスを作ると、4番・齋藤がタイムリーを放ち先制。金沢商・惣田の立ち上がりを見事に攻めた。序盤は泉丘が好守備で先発の海口を盛り立てて主導権を握った。特にライトの西村(2年)は、好返球で本塁刺殺、ライトオーバーかという打球をダイビングキャッチするなど好プレーを連発した。毎回安打しながら得点できない金沢商だったが、5回に松本の二塁打から弓波がタイムリーを放ち同点に追いついた。さらに7回の金沢商は、ここまで無四球だった海口から先頭打者が死球で出塁。送りバントとヒットで1死一、三塁と攻め立てると、泉丘は海口から村に投手交代。その後2死一、三塁となったが、ここから大島、小寺、中本の3連続タイムリーが飛び出しこの回4点を奪った。
金沢商・惣田は初回に失点したが、それ以降は球を低めに集めて泉丘打線を散発の4安打に抑えて完投した。奪った三振7つはすべて空振りとストレートの伸びが際立った。9回には打者一巡の7安打で6点を奪った金沢商が快勝してベスト8進出を決めた。最後こそ点差がついたが、泉丘は先発メンバーのうち6人が2年生の若いチーム。堅い守備で好ゲームを演出した。


7回、金沢商・大島のタイムリーで逆転に成功

@金沢市民野球場

第1試合 小松市立ー航空石川

航空石川
510 000 23=11
001 002 00=3
小松市立
=8回コールド=
〔航〕大橋、藪下、稲垣、前田ー井岡、夏川
〔小〕北野、丸、池田、野木ー若林
〔本塁打〕的場(航)
〔二塁打〕小板、山岡、大橋(航)本谷(小)

◆航空石川は、今大会初登板となる小松市立の先発・北野の立ち上がりを攻め、原田や小板の適時打で5点を先制した。しかし、1回途中から登板した小松市立のエース・丸の巧みな投球の前に、6回まで追加点は的場の本塁打のみ。航空石川は7回に丸からようやく2点を奪い、その後は得点を重ねて終わってみれば8回コールド勝ち。小松市立は途中3点差まで詰め寄ったが反撃はここまでだった。

第2試合 飯田ー金沢市工

金沢市工
010 120 000=4
210 000 21X=6
飯田
〔金〕水野、堀田ー山田
〔飯〕木挽ー干場
〔二塁打〕辻口、西村(飯)

◆飯田は、序盤に3点奪い主導権を握った。しかし、飯田の好投手左腕の木挽は、4回までに8安打を許して調子はいまひとつ。飯田1点リードの5回、ヒットと四死球で2死満塁の場面、大場から三振を奪うもワイルドピッチで振り逃げ、キャッチャーがボールを見失っている間にランナーふたりが還り逆転を許してしまった。金沢市工は3回からエース堀田を投入し好投したが、8回1死から四球でランナーを出すと、辻口、西村に連続タイムリー二塁打を打たれて再逆転された。木挽は6回からランナーを許すことなく、9回まで粘りのピッチングで完投した。シーソーゲームを制した飯田がベスト8進出。

1日の試合 3回戦

@石川県立野球場
09:30 小松-野々市明倫
12:00 金沢-桜丘

@金沢市民野球場
09:30 県工-金沢学院
12:00 津幡-七尾







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