秋季大会

10月13日開幕!石川県から7年ぶりの甲子園なるか 第137回 北信越高校野球 石川県勢のみどころ

投稿日:2017-10-06 更新日:


第137回北信越高校野球大会は10月13日に開幕。石川県からは、星稜、日本航空石川、金沢学院の3チームが出場する。石川県からは、2011年の春に金沢高校が第83回選抜高等学校野球大会に出場して以来、一度も春の甲子園には出場しておらず、甲子園で石川県のチームを見られるのは夏だけというここ数年。秋の北信越大会に関して言えば、ベスト4に入ることもなく、去年ようやく航空石川が4強入りしたが、春の甲子園には届かなかった。

絶対に負けられない戦い

来春の選抜高校野球は、第90回の記念大会ということもあり、北信越からは1校多い3校が選出される事になった。
https://mainichi.jp/koshien/articles/20170706/k00/00m/050/034000c

今大会も、日本文理、工大福井、佐久長聖、富山商、高岡商の常連校をはじめ、日本ウェルネス(長野)や金津(福井)が初出場ながら、レベルの高い長野と福井を制しての出場。今年も強豪揃いの北信越大会だが、今年こそはと毎年期待している石川県の人々にとっては、絶対に負けられない戦いになりそう。

夏18回、春11回の甲子園出場を誇る星稜


ここ数年、常に石川県の高校野球で安定した成績を残している星稜。北信越では、初戦で敗退することも多いが、初戦さえ突破すれば勝ち進みそうな雰囲気がある。県大会では、決勝で宿敵・航空石川に大逆転勝利して勢いに乗っている。また、中学日本一の実績に加え、将来性を感じさせる1年生投手・奥川を擁して話題性もあるチーム。エースで4番を打つ竹谷が怪我から復帰すれば、一気にチーム力がアップする。

星稜の初戦の相手は、福井の古豪・北陸高校。福井4位での出場だが、やはり侮れないチーム。ここを勝って一気に頂点へ駆け上がることができるか。

北陸の県大会の成績
  • 1回戦 ◯北陸 9ー6 福井農林
  • 2回戦 ◯北陸11ー1 奥越明成(5回コールド)
  • 準々決勝◯北陸 9ー0 武生東(7回コールド)
  • 準決勝 ●北陸11ー12金津
  • 3位決定●北陸 6ー15工大福井

※参考:福井高野連

高い得点力が看板の攻撃型チームだが、軸となる投手がおらず、駒井、番場、新谷らの継投で勝ち上がってきた。

完成度の高い強力打線の航空石川


夏の甲子園に出場した中軸がそのまま残る打線は、この時期では非常に完成度が高い。県大会でも圧倒的な打力で勝ち進み、決勝の星稜戦でも序盤に大量リードするなど、打撃が看板のチーム。4番・上田を中心にしたどこからでも長打が飛び出す打線は、北信越でも十分に通用する。投手陣は1年生に頼るところもあり、経験不足な点もあるが、常に攻撃の手を緩めずにペースを握れば強いチーム。

初戦の相手は、伝統の投手力で常に富山県の高校野球でトップクラスの高岡商。準決勝では富山商に敗れたものの、北信越の上位候補チーム。打撃の航空石川がどこまで通用するかに注目。

高岡商の県大会の成績
  • 2回戦 ◯高岡商 3ー1 小杉
  • 3回戦 ◯高岡商 3ー2 富山工(延長10回)
  • 準々決勝◯高岡商 7ー0 魚津工(7回コールド)
  • 準決勝 ●高岡商 0ー3 富山商
  • 3位決定◯高岡商 7ー0 桜井(7回コールド)

※参考:富山高野連

投手力を中心とした失点の少ないチーム。注目は、MAX148キロ左腕・山田龍聖。準決勝での富山商とのハイレベルな投手戦は、3ラン一発に泣いたが、富山県を代表する好投手。

堅守と機動力で接戦をものにしてきた金沢学院


昨年まで、元プロ野球選手の金森栄治監督が率いていたが、今年の春から野口監督が就任して、1年目で結果を出してきた。今大会は、エース・田中を中心とした堅実な守備と、足を絡めた攻撃で、再激戦ブロックを勝ち抜き、一戦ごとに力をつけてきたチーム。甲子園出場こそないが、北信越大会は今回で5度目。悲願の甲子園出場を目指す。

初戦の相手は、富山の優勝校・富山商。高岡商に並ぶ富山の強豪。数少ないチャンスを県大会でみせた勝負強い打撃で勝機を見出せるか。

富山商の県大会の成績
  • 2回戦 ◯富山商 5ー2  不二越工
  • 3回戦 ◯富山商 7ー0  高岡第一(8回コールド)
  • 準々決勝◯富山商 11ー1 新湊
  • 準決勝 ◯富山商 3ー0  高岡商
  • 決勝  ◯富山商 4ー2  富山国際大付

※参考:富山高野連

好投手を中心とした堅実なチーム。注目は、183センチの本格140キロ右腕・沢田。準決勝では高岡商を3安打完封。打っては3ランと勝利に貢献した。







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