秋季大会

逆転の星稜、終盤の大逆転で航空石川を破り3季ぶり36回目の優勝 金沢学院は投手戦を制して9季ぶり5回目の北信越出場 石川大会決勝

投稿日:2017-09-30 更新日:

第137回北信越高校野球石川県大会は、30日に県立野球場で、第3代表決定戦と決勝の2試合が行われた。決勝は、星稜が7回に7点を挙げるビッグイニングで航空石川に大逆転勝利。3季ぶり36回目の優勝(秋は5年ぶり17回目)を決めた。第3代表決定戦は、金沢学院が小松との息詰まる投手戦を制して、9季ぶり5回目の北信越大会出場(秋は5年ぶり4回目)を決めた。星稜、航空石川、金沢学院の3校は、10月14から福井県で行われる北信越大会に出場する。
 

決勝

星稜-航空石川

【試合終了】 ◇県立野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
航空石川 0 3 5 0 0 0 0 1 0 9
星稜 2 0 0 0 0 1 7 0 x 10
〔航〕前田、杉本、中川-井岡
〔星〕奥川、寺沢、河村、山口、奥川-山瀬
〔本塁打〕杉本2回3ラン、上田3回ソロ(航)
〔三塁打〕的場(航)
〔二塁打〕上田(航)山瀬2、福本、鯰田(星)

 
【戦評】
初回、星稜は3連続四死球で満塁とすると、内野ゴロと河井の適時打で2点を先制する。航空石川は、1年生の前田を先発マウンドに送ったが、満塁としたところでマウンドを降りた。
先制された航空石川だったが、すぐさま反撃に出る。2回、1回途中からマウンドに上がった杉本が、ライトへ3ランを放ち逆転すると、3回には4番・上田が2試合連続の本塁打、さらに杉本、原田の適時打で一挙5点を挙げる。今大会は主戦投手として活躍してきた1年生・奥川だったが、この日は2回2/3で降板し、ライトの守備についた。

完全に航空石川のペースになった試合だったが、星稜は3番手で登板した河村が的を絞らせない投球で追加点を許さない。今大会は追撃の手を緩めなかった航空打線だったが、この日は4回以降、星稜投手陣の踏ん張りで追加点を奪えない。7回に4番手としてマウンドに上がった星稜・山口が、3人であっさり片付けると、その裏にビッグイニングが待っていた。

7回裏の星稜は、平野、南保、福本の3連打で1点を返すと、山瀬の2点二塁打、代打・国本の2点適時打などで一挙7点。星稜がついに逆転に成功する。
8回から再びマウンドに上がった奥川が、航空石川の反撃を1点に抑えて、3季ぶり36回目(秋は5年ぶり17回目)の優勝を決めた。

【試合経過】

9回表・航空石川


1死から的場がセンター前ヒットで出塁するが、原田のサードゴロが併殺となりゲームセット。

8回裏・星稜

福本のヒットから2死三塁とするも無得点。

8回表・航空石川


上田の二塁打と長谷川のヒットから、小板の犠牲フライで1点。その後、2死一、三塁と攻めるも中川は三振で1点止まり。

7回裏・星稜


1死後、平野、南保、福本の3連打で1点。さらにサードのエラーで1点。奥川もヒットで続き、1死満塁。ここで山瀬がレフトオーバーの二塁打で2点。1点差となったところで、航空はピッチャー中川に交代。


1死二、三塁で代打・国本のセンター前ヒットで2点。星稜ついに逆転に成功。
止まらない星稜打線は、鯰田の二塁打。東海林のファーストゴロがエラーとなり1点。この回7点のビックイニング。

6回裏・星稜


南保のヒットと福本の右越二塁打から、内野ゴロの間に1点。さらに連続四球から1死満塁とし、代打・西岡が三振。1番・鯰田がライトフライで1点止まり。

5回終了


星稜3人目の河村が航空打線を抑えて、味方の反撃を待つ

4回表・航空石川

長谷川のヒットと四球で無死一、二塁。代わったピッチャー河村がなんとか抑えて無得点。

3回表・航空石川


4番・上田のライトへの本塁打で4点目。さらに1死満塁からワイルドピッチで1点。杉本のセンター前で2点。


代わったピッチャー寺沢から、原田のセンター前で1点。打者一巡の猛攻でこの回5点。

2回表・航空石川


ランナー二人を置いて、9番・杉本がライトに3ランで逆転。

1回裏・星稜


3連続四死球の無死満塁から、南保のショートゴロの間に1点先制。さらに河井のレフト前で2点目。

【航空石川】
6中西 (1年=右)5ー0ー0
H小坂 (2年=左)1ー0ー0
8的場 (2年=左)5ー3ー0
9原田 (2年=右)6ー1ー1
7上田 (2年=左)3ー2ー1
5長谷川(2年=右)4ー2ー0
3小板 (2年=左)3ー0ー1
4山岡 (2年=右)4ー1ー0
2井岡 (2年=右)4ー3ー0
1前田 (1年=右)0ー0ー0
①杉本 (2年=左)3ー2ー5
①中川 (1年=右)1ー0ー0

【星稜】
8鯰田  (2年=左)4ー1ー0
6東海林 (1年=左)4ー1ー0
7平野  (2年=右)4ー1ー0
5南保  (2年=左)4ー2ー1
3福本  (1年=右)5ー3ー1
94河井 (2年=右)4ー1ー2
191奥川(1年=右)4ー1ー0
2山瀬  (1年=右)4ー2ー2
4佐々井 (2年=右)0ー0ー0
①寺沢  (1年=左)0ー0ー0
①河村  (2年=右)1ー1ー0
H西岡  (2年=右)1ー0ー0
①山口  (2年=左)0ー0ー0
H9国本 (2年=右)1ー1ー2
 

第3代表決定戦

小松-金沢学院

【試合終了】 ◇県立野球場

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9
金沢学院 0 0 0 0 0 0 0 1 1 2
小松 0 0 0 0 0 0 0 1 0 1
〔金〕田中、御影池-中
〔小〕小川-中西
〔二塁打〕権谷(金)

 
【戦評】
金沢学院・田中、小松・小川の両投手の見応えある投げ合いだった。7回を終わって、0-0と両投手が素晴らしい投球を披露。試合が動いたのは8回、金沢学院が1番・権谷の二塁打で先制すると、すぐその裏に小松も犠牲フライで追いつく。全校応援の小松はスタンドの盛り上がりもあり、これで勢いつくかと思われた。
9回に2死から金沢学院が代打・牧野の適時打で勝ち越すと、9回裏の小松は2死満塁と一打サヨナラのチャンスを作る。しかし、9回2死からマウンドに上がった金沢学院・御影池がなんとか踏ん張り試合終了。
素晴らしい投手戦を制した金沢学院が、9季ぶり5回目(秋は5年ぶり4回目)の北信越大会出場を決めた。打力で勝る金沢学院を相手に、堂々と投げた小松の1年生・小川の力投が印象的だった。

【試合経過】

9回裏


2死から四球とヒットで、2死一塁。金沢学院は、ピッチャー田中から御影池に交代。吉本四球で2死満塁。1番・吉本は三振でゲームセット。

9回表・金沢学院


2死から四球で出た走者が二盗、悪送球で2死三塁。代打・牧野がセンター前ヒットで勝ち越し。

8回裏・小松


森岡、山本成、山本力のヒットで1死満塁、上田の左邪飛で、代走・吉本がホームインで同点。

8回表・金沢学院


ヒットの田中を二塁に置いて、1番・権谷がレフト線を破る二塁打。金沢学院が先制。

7回終了


小松は1死一、二塁のチャンスも、田中が二者連続三振で切り抜ける

6回終了


金沢学院・田中も6奪三振と一歩も譲らず

5回終了


小松・小川はここまで毎回の5奪三振

3回裏・小松


清都、森岡のヒットで2死一、三塁のチャンスも無得点

2回表・金沢学院


ランナー二塁に進めるも、三盗失敗で無得点

 

スターティングメンバー

【金沢学院】
7権谷 (2年=右)4ー1ー1
5渕上 (2年=左)4ー0ー0
2中  (2年=右)3ー0ー0
3河原 (2年=左)4ー2ー0
4矢富 (2年=右)3ー0ー0
9畑佐 (2年=左)3ー0ー0
8角尾 (2年=右)3ー1ー0
1田中 (2年=左)3ー2ー0
①御影池(2年=右)0ー0ー0
6吉川 (2年=右)1ー0ー0

【小松】
4山本成(2年=右)5ー1ー0
8山本力(1年=左)4ー1ー0
9上田 (1年=左)2ー0ー1
2中西 (2年=右)4ー0ー0
6山田 (2年=右)4ー1ー0
5武部 (1年=右)4ー0ー0
3清都 (2年=右)3ー1ー0
R水上 (2年=右)0ー0ー0
1小川 (1年=左)2ー0ー0
H大井 (2年=左)1ー1ー0
7森岡 (2年=右)3ー2ー0
R7吉本(1年=右)0ー0ー0
 







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